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2026年1月29日(木)

湘南の海沿いを走る国道134号線。
この美しい海岸線を拠点に、早朝から活気あふれるランニングコミュニティ「134RUNCLUB(いちさんよん らんくらぶ)」が活動しているのをご存知でしょうか?
オーストラリアでのランクラブとの出会いをきっかけに、「湘南にもこんな場所を」という想いで立ち上げたこのコミュニティは、今や多くの人々を惹きつけ、湘南の新しいスポーツカルチャーを育んでいます。
今回は、立ち上げメンバーの一人である飯盛双介さんへのインタビューを通して、このフレッシュでヘルシーなランコミュニティの魅力に迫っていきます!

(飯盛双介さん、写真左上)
きっかけは2022年、オーストラリアを旅していた時のこと。
ヒッチハイクで拾ってくれた男性が、現地のランクラブの運営者でした。
「朝、集団で走っている人たちがいるな」と思っていた光景が、実は組織的なコミュニティ活動だったと知り、衝撃を受けたといいます。
双介さんは運動自体は好きで、健康面やメンタル面からも「運動はみんなやるべき」という信念を持っていました。
でも、ランニングだけは別。
そんな彼が、ランクラブという文化に触れて気づいたのは、ランニングが単なる個人競技ではなく、人と人を繋ぐコミュニティになり得るということでした。
帰国後、同じビジョンを持つもう一人のメンバー・遠藤海七希さんと共に、2024年5月12日に134RUNCLUBはスタートしました。
第1回の参加者は、わずか4人。
それでも、彼らは走り続けることを決めたのです。

(朝日を駆け抜ける134RUNCLUB)
134RUNCLUBの魅力は、なんといってもその間口の広さです。
ターゲットは限定しておらず、日頃からランニングしている人や、運動から遠ざかっていた人もウェルカム。
「1回来てもらってランニングが好きになってくれたら、それで十分。あとは、卒業してからも自分のペースで走り続けれくれたり、新しい運動を始めてくれれば、それでいいんです。」
双介さんのこの言葉には、ランニングへの「きっかけ」を提供したいという想いが込められています。
朝早く起きて走ることで得られる達成感や自己肯定感を、一人でも多くの人に感じてほしい。そんな願いがあるのです。
実際、参加者の年齢層は幅広く、小学2年生も参加したそうことがあるそう。中には愛知から車で4時間かけて駆けつける人もいたというので驚きです!
一人で参加する人もいれば、友人と一緒に参加する人もおり、その割合は半々だと言います。SNSを見て一人で参加する人が増えている一方で、既存のランナーからの紹介で参加する人も多いとのこと。

(雑談をしながら朝の海岸線を走る134RUNCLUB)
134RUNCLUBの大きな特徴は、その自由な参加スタイル。
GoogleフォームやDMでの事前集計は行わず、「起きれたらおいで」というスタンスで、当日朝まで参加人数が分からないことも珍しくありません。
雨の日でも雪の日でも、毎週欠かさず開催されており、そのタフネスさも魅力の一つです!

(少し寝坊しても、自転車で追いつけばOK!)
134RUNCLUBは、地域との連携も積極的に行っています。
10回、20回、30回といった節目には、地域の海沿いのお店に協力してもらい、早朝から開店時間を早めてもらうなど、ランニング後に楽しめる特別なイベントを開催。
これも、海外のランクラブがランニング後にカフェ等に行く文化にインスピレーションを受け、地域のお店とのコラボレーションを始めたと言います。

(ヨガとコラボしたイベント)
参加したランナーからも、「イベントを通して地元のカフェを知れた」、「新しいお店に行くきっかけになった」と大好評です。
「最初は僕らから声をかけていたけど、最近はお店の方からメッセージをいただくことも増えました。やっと認められつつあるのかなって」
そう話す双介さん。地域に受け入れられつつある手応えを感じているようでした。
これから迎える第100回では、さらに大規模な地域連携を計画しているそうです。ランニングを起点に、地域全体を巻き込んだ文化を育てたいという想いが、少しずつ形になり始めています!
134RUNCLUBは、湘南地域における運動のインフラであり、カルチャーの起爆剤、そして最終的には湘南のローカルカルチャーをつなぐハブのような存在になりたいと考えています。
湘南は他の街と比べて、サーフィンや朝活といった文化が浸透している街。
そこに134RUNCLUBが、新たなモーニング習慣や運動習慣の起爆剤として加わり、足算や掛け算をしていく。
湘南を盛り上げた先に何があるのか、双介さんたちはその未来を思い描いて走り続けています。

(ランニング中に江ノ電と並走することも!)
1年半走り続けてきた今も、「まだまだ成功してるとは思ってない」と語る双介さん。それでも、毎週走り続け、トライアンドエラーを繰り返しながら、少しずつ前に進んでいます。
朝焼けに照らされるランナーたちの姿、笑顔で会話する参加者、湘南の美しい景色。
多くの人がInstagramに上がる質の高い写真を見て、参加を決めているそう。
ただ、双介さんは、SNSのためにやっている活動ではないと力を込めて言います。
「来てるランナーは分かってくれていると思うけど、僕らはみんなで共に走り続けます」
この言葉には、ランニングを通じて得られる達成感、早朝に走ることで生まれる自己肯定感、そして何より、人と人との繋がり。様々な想いが込められています。
134RUNCLUBは、参加者一人ひとりが作り上げている、生きたコミュニティなのです。

(参加者同士が交流する様子)
「運営が回さなくても、気づけば毎週朝5時45分に走ってる人たちがいる」。
それが、134RUNCLUBの目指す未来。
参加したことがない人にとっても、「134は朝走ってるよね」と認識されるような、湘南のカルチャーの一部になること。
長い年月をかけてでも、その夢を実現したいと熱い想いを語っていました。

(最大48人で共に走ったことも!)
134RUNCLUBへの参加費は無料。参加条件は「朝早く起きること」だけです。片瀬江ノ島駅に午前5時30分集合、5時45分には走り始めます。
冬だと、集合時は真っ暗なことも!

(12月の様子。途中から朝日が昇り始めます!)
コースは主に海沿いを走る5kmで、最近では鎌倉方面のコースも加わり、2つのコースを交互に走っています。
途中参加や途中解散も可能で、ご自身の自由なスタイルで楽しめます。
イベント時など、集合場所が変わることもあるため、参加を希望する際は前日にInstagram(@134runclub)をチェックすることをおすすめします!
また、ランナーとの対談を収録したポッドキャストも配信しており、クラブの雰囲気やランナーたちの声を聞くことができます!
ちなみに、ポッドキャストに出演したい人も大歓迎とのこと。

(ポッドキャストの撮影風景)
湘南の美しい朝焼けの中、海風を感じながら走る134RUNCLUB。
そこには、ランニングの楽しさだけでなく、新しい出会いや発見、そして自分自身と向き合う時間があります。
あなたも134RUNCLUBに参加して、湘南の新しいカルチャーを体験してみませんか?
インタビューにご協力いただいた134RUNCLUBの皆さま、双介さん、ありがとうございました!
私も134RUNCLUBに参加してきましたが、走り終わって、他の参加者とお喋りしてから家に帰ってもまだ朝7時台。
朝から大きなことを成し遂げたような気持ちで、その後の予定も前向きな気持ちで取り組めました!
走るスピードも、話しながら走れるペース。
初めて会う人とも、自己紹介から始まりお互いのことを知るきっかけになり、友達と参加しても近況報告をできるとても良い時間になります。
134RUNCLUBを通して、早起きをして、ランニングをして、友達が増えて、習慣となる——皆さんの生活の質向上間違いなしです!

(一緒に海を見ながらランニングをすると、笑顔が溢れます!)

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