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2023年9月15日(金)

『前を向いてチャレンジしながら歩いていると、幸運の女神もやってくる』Leihana Galleryオーナー、小菅さんのストーリーに迫る(鵠MAI)

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鎌倉・長谷に、ハワイテイストの瀟洒なお店を構える小菅さん。

自ら撮影したハワイが中心の風景写真を展示しつつ、ワインやコーヒーのほかスコーンや軽食も饗することができる居心地の良いカフェ。

聞くと、ここにたどり着くまでに多彩な経験がありました。


【プロフィール】

藤沢生まれの鎌倉育ち。幼稚園から高校まで湘南白百合学園に在学。

日本大学農獣医学部農芸化学科を卒業し、化粧品メーカーの研究職に。

研究の傍ら営業企画にも携わり、商社勤務などを経て27歳で独立。

美容液や化粧水の自らのブランドを立ち上げてインターネット販売を手がける傍らコンサルティング業も。

「ハワイ好き」からマッサージのロミロミを習得してサロンを開業。写真にも魅せられてフォトグラファーとしても活動。

2023年3月に鎌倉・長谷に<Leihana Gallery>をオープンした。

――多彩かつ華麗な経歴ですが、もともとは研究職だったのですね?


 いろいろなことに挑戦してきたと思います。

理系で生物や化学が好きだったことからバイオテクノロジーの勉強をして化粧品会社に入り、アロマやジェルの研究開発を手がけていました。

一方で、企画開発の仕事も任されるようになり、その関係で商社に出向するなど多忙を極めておりました。


――その後に独立を?


 <ものづくり>が好きだったので「いっそ自分のブランド作ってしまおう」と独立し、SHOCOのブランド名で美容液や化粧水を開発・販売していました。

「多くの皆さんに喜んで頂ける商品を作りたい」という気持ちが強かったです。

併せて、企業再生のコンサルティング業も手がけて、6年ほどは<二足のわらじ>で仕事をしていました。


――独立しても依然、多忙を極めていたんですね。


 そうですね。走り続けていたこともあり、33歳で一端仕事から離れようと思ったのです。

以前からハワイが好きだったので、ハワイに静養に行きました。そこでロミロミに出合ったんです。

マッサージを受けた人が癒やされて大きく変容し、元気になる姿を見て「これは素晴らしい」と直感しました。

講習を受けて、藤沢市内でロミロミサロンを開業しました。


――写真との出会いはどうだったのでしょう。


 ロミロミで知り合った方が写真家のマネジャーもしており、写真も好きだったことからカメラを手にするようになりました。

自らが撮影して気分が良くなり、その写真を観てくれた人も気持ち良く感じられるような写真が撮りたかったのです。

そのうちにギャラリーやレストランで写真展を開催するようになり、私の写真を気に入って買ってくださる方も。嬉しかったですね。

――このお店を開店したきっかけは?


 知人が経営していたお店だったんです。

私も好きで度々寄っていたのですが、知人が人生の転機を迎えて「閉店することにした」と。

私もフォトグラファーとして作品を常設展示できる場所があったら良いなと考えていて「写真を観ながらリラックスしてもらえる空間が欲しい」と思って。

ご縁に恵まれ、オープンすることになりました。

ハワイの風景を撮った写真を展示し、ハワイアンコーヒーやハワイアンスコーンで疲れを癒やしてもらえれば嬉しい。

なので、ロミロミサロンはお休み中です。

――今後の目標があれば聞かせてください。


 お店に来て下さる方が、明るい気持ちになり笑顔になって頂けることが何よりの目標です。

写真もそうですし、ハワイアンスコーンもコナコーヒーもワインも、すべてがそのためにある、と思っています。

Leihanaのleiはハワイの言葉で「つながる」という意味。

Hanaは「仕事」の意味なのですが、日本語の「花」ともかけています。

いろいろな分野のアーティストさんの作品も展示できれば、さらに「つながり」が広がりますし、より楽しんで頂けると考えています。

レイハナギャラリーHP: https://www.leihanagallery.com/

【インタビューを終えて】


「前を向いてチャレンジしながら歩いていると、幸運の女神もやってくる」。

経歴含めて、これまでの歩みをお聞きしていたら、そんな言葉が浮かんできました。

「行くか、行かないか迷ったら、行く方向で挑戦してみる」。これは誰でも出来ること。

そう思える勇気と元気を貰った取材になりました。

居心地の良い白い瀟洒な建物と、素敵なフォトグラフ、美味な喫茶が元気と癒やしを与えてくれる長谷の名店と云えます。

この記事を書いた人
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    澤 圭一郎(毎日新聞)

    1964年生まれ。鵠沼の生まれ育ちでいまも居住。
    89年、毎日新聞入社。
    社会部記者として東京都庁や文部科学省、国会を担当。
    アテネ五輪特派員、ペルー大使公邸人質事件などの海外取材も。
    社説を担当する論説委員を経て、現在編集委員

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