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2023年8月15日(火)

全国で数人しかいない!?二刀流プロサーファーが店長を務めるサーフショップ『WELL SURF』の魅力とは?

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プロサーファー石井乃亜さんが店長を務めるサーフショップ『WELL SURF &COMPANY』のこだわりや、自身のサーフィンストーリーについて伺いました!

【プロフィール】
鵠沼生まれ鵠沼育ち。
9歳から本格的にサーフィンを始める。
11歳から湘南藤沢支部代表選手として、数々のアマチュア大会に入賞し活躍し、2017年、2018年にはオリンピック強化指定選手に選ばれる。
家族の影響もあり、ショートボードだけでなく、ツインフィン、ミッドレングス、ロングボードなどの楽しさを知り、2021年にロングボードプロ公認を取得。
そして2022年、ショートボードプロ公認を取得。
その後2022年12月に『WELL SURF &COMPANY』をオープンし、店長を務める。

サーフィンをこよなく愛す。技術文句なしのスタイリッシュプロサーファー。様々な雑誌やメディアに出演中!
「Keep on Smile! Fun Surfing! 皆様の楽しいサーフィンライフをサポートいたします。ボードのことはお任せください!美味しいラーメン屋教えます。」

WELL SURFとは?


WELL SURFは未経験者から上級者まで幅広い方にご利用いただける鵠沼海岸のサーフショップです。

男女・年齢関係無くどなたでも安心してお越し頂けます。
温水シャワーやドライヤー、女性専用スペースも完備!
海上がりも快適にお過ごしいただけます。

WELL SURFのこだわりは?


大きく3つあります。

1つ目は湘南イチ朝が早いことです。
朝5時から開いています!
ボードロッカーを管理しているので、出勤前に手ぶらで来てサーフィンしてから仕事に行く人もいます。
モーニングコーヒーの提供もしており、最高な1日の幕開けになること間違いなしです!

2つ目は鵠沼海岸駅から徒歩3分、海まで5分のアクセスの良さです!
近隣にコンビニや、おいしいご飯屋さんも多数あります!


そして3つ目は当店でしか食べられない絶品湘南野菜のジェラートを提供しています。

当店のオーナーやお父さんが藤沢の卸売り市場で働いており、その繋がりで特別に仕入れています。
絶品のジェラートを食べて地産地消に貢献しませんか?

親子でジェラートを楽しむお客さんに遭遇

どのような経緯でサーフショップの店長になった?


ショートボードとロングボード、二刀流のプロになれたのが大きなきっかけです。

元々は20歳までにショートボードのプロになろうと決めていて、8年前くらいからテストを受け続けていました。
しかしなかなか上手くはいかず、高校を卒業してからもプロサーファーを目指しながら3年間バイト生活。
それでもプロになることはできず、バイトを辞めて就職を考えていた時期に転機が訪れました。

これで最後と思い受けたプロテストで、2021年にロングボード、2022年にショートボードのプロになれたんです。
そのことをきっかけに、「二刀流のプロサーファーにもなれたしサーフショップに挑戦してみれば?」「乃亜だったらできるんじゃない?」
とお父さんや当店のオーナーが提案してくれたんです。
そして仲間たちの助けをもらいながら、サーフショップをオープンし店長という今があります。

あの時テストに受かることができていなかったら、今頃は会社員として働いていたと思います。

二刀流のプロは珍しい?


全国では片手で数えられるくらいしかいません。

そもそもショートボードのプロになるには東大に入るより難しいと言われるほど超難関。
8年間挑戦してきた中でも自信はあったんですけどなかなか受からず、その難しさを痛感しています。

9歳から本格的にサーフィン、そもそもなぜ始めた?


家族の影響が大きいですね。

おじいちゃん、お母さんがロングボード。
お父さん、お母さんの弟がショートボード。
色んなボードで色んな波に乗っている家族の姿を小さい頃から見てきました。
ただ始めた頃はとにかく海が嫌いで、砂がつくだけで泣いて帰ったりしていたみたいです(笑)

そんな中、小4の時にお父さんが「本気でサーフィンをやりなさい」と喝を入れてくれました。
というのもその頃はサーフィンをやりながらサッカーや、空手などもやっていたんですが、どれも中途半端だったんです。

それから毎日のように朝一に叩き起こされては海に連れ出され、サーフィンをしていました^^;

そして小学6年生の時にローカル大会で勝てたことが大きな転機でしたね。
そこからどんどんサーフィンが面白くなってのめり込んでいきました。

サーフィンのやりがい、面白さとは?


波に乗る感覚がとにかく楽しい。
他のスポーツではなかなか味わえない感覚です。

後は、サーフィンをきっかけに色んな場所へ行くのも面白いです。
試合も色んなところであって、仙台や福島、宮崎。海外だとバリとかハワイとか。

高校卒業してから3ヶ月間はカリフォルニアで留学してた時期があったんですけど、そこでも朝一サーフィンして語学学校に行ってその後夕方にまたサーフィンしてという生活ですごく楽しかったです。

また、お店の話にはなりますがスクールを通して色々な人に出会えることも楽しいです。
地元だけでなく、都内や埼玉、山梨、群馬など色々な地域から来てくれてるんですよ。
お客様の職業も様々で「そんな仕事してるんですか!?」と刺激を受けることもあったり、自分も楽しみながらお店を運営しています。

これまでに大変だったことは?


正直今が一番大変です^^;
サーファーとしての経験には自信がありますが、ショップの店長としての経験はまだまだ浅くて

例えばですが、僕の性格的にあまり人に「これやってほしい」「あれやってほしい」とか言えないタイプで、最終的に自分でやってしまったりするんです。
でもそんな店長じゃダメだと思いながら、どうやったらスタッフの仲間たちと楽しく、お店がうまくいくか日々勉強しています。

大変なことはたくさんありますが、この年齢で店長という経験ができることに感謝しながら乗り越えていきたいです。

今後の展望は?


SNSでの発信、プロの試合出場、そしてサーフィンスクール。
波に乗る楽しさをもっと多くの方々に伝えていきたいです。

また、実はアパレル系のモデルの仕事もありがたいことにいただいています。
今はまだまだお店で手一杯ですが、モデル活動にも少しずつ力を入れていきたいです。

最後にメッセージはありますか?


この商店街は小さい頃に空手に行くのが嫌で泣いて走り回った商店街。
今でも『あの泣き虫だった乃亜がお店をオープンしたの?』って言われるくらいで(笑)

この商店街、地元鵠沼の皆さんに支えられながら育ちました。
せっかく地元にオープンできたのでみんなが集まる、愛されるサーフショップになっていきたいです。

ジェラートやビール、レンタルスタジオもあるので、サーフィンをやらない人もぜひ気軽にお立ち寄りください。

インタビューを終えて


22歳という若さで店長に挑戦している乃亜さん。
サーフィン知識の乏しい僕にも、物腰柔らかく、丁寧に色々なことを教えてくれました。
インタビュー中は商店街を通る方々が乃亜さんに挨拶しているのが印象的で、みんなが集まるサーフショップの片鱗を見た気がしました^^

そしてインタビュー後にはおすすめのラーメン屋さんの話に。
サーフィンの話をしている時と同じか、もしかしたらそれ以上か?くらいの熱量で話してくれました(笑)

まだまだオープンして1年経っていない新店舗。
今後の広がりに注目ですね。ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。

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