Locomoロゴ
イベント登録バナー
Locomoサポーター広告


6で読めます

2024年9月19日(木)

【藤沢発、Jリーグを目指せ!】地域密着型サッカークラブ、エブリサ藤沢ユナイテッドとは?

アイキャッチ画像

藤沢にプロサッカーチームがあったらいいなって思ったことありませんか?
実は、そんな夢に向かって頑張ってる人たちがいるんです!
今回は、エブリサ藤沢ユナイテッドの代表、櫻井大輔さんにお話を聞いてきました。

まずは、櫻井さんについて教えてください!


藤沢生まれの藤沢育ちです。
小学生の頃からずっとサッカー漬けの毎日でした(笑)。
高校では藤沢市の湘南高校に進み、サッカー部で頑張ってたんですが、高校3年の時に足を複雑骨折しちゃって。
それで一度サッカーから離れたんです。

つかさサッカー倶楽部(小学6年生)

でも大学に入ってからビーチサッカーに出会って。これが面白くて!
つい最近まで現役で頑張ってました。全国3位になったこともあるんですよ。
今はエブリサ藤沢ユナイテッドの代表をやってます。
本業はITコンサルなんですけどね。

エブリサ藤沢ユナイテッドってどんなチーム?


簡単に言うと、藤沢を盛り上げたい!って思ってる人たちが集まったサッカーチームです。
2022年に『エブリサ藤沢』と『藤沢ユナイテッド』という2つのチームが一緒になってできました。

チームの歴史を簡単に言うと、2019年に県3部からスタートして、1年で2部に上がりました。
でも、そこから4年間は2部で苦戦。
合併して、やっと2023年に念願の1部昇格を果たしたんです。
目標はずばり、Jリーグ入りです!

県1部に昇格した時の写真

櫻井さんがチームの代表になったきっかけは?


2019年に声がかかって、前身のチーム『エブリサ藤沢』に関わり始めたんです。
最初は運営の手伝いみたいな感じでした。
当時はまだビーチサッカーの現役選手だったので、サッカーチームの運営なんて考えてもみませんでした。

でも、関わっていくうちに、このチームの可能性にワクワクしてきたんです。
『藤沢からJリーグチームを...』っていう夢に惹かれました。

そこで、2020年くらいから、自分が代表になって本格的に動き始めました。
組織をしっかりさせないと、という思いがあったんです。
株式会社を設立したり、練習場を年間契約で押さえたり、選手の雇用を確保したり。

試合の様子

今振り返ると、代表になってからの約4年間、本当にあっという間でした。
でも、チームは着実に前進してきたと思います。県3部から1部まで上がってこれたのも、みんなの頑張りのおかげです。

これからが正念場ですけど、代表としての責任を感じつつ、楽しみながらチームを引っ張っていきたいですね。

チームの現状はどんな感じですか?


今年、やっと県リーグ1部に上がれたんです!
現在は7位。正直、厳しい戦いが続いてます。
今のリーグは10チームあって、残り2試合。
とにかく1部に残留することが目標です。

選手たちは本当に頑張ってるんですよ。
昼間は普通に仕事して、夜9時から11時まで練習。
泉区にある『かもめパーク』ってところで練習してます。
みんな仕事と両立しながらプレーしてるんです。

地域のイベントに積極的に出店し、コミュニケーションを取る

将来的には平日の午前中に練習できる環境を作りたいんです。午後はスポンサー企業で働いてもらうとか。
そういう体制を作ることは、もっと上のカテゴリーに行くためにも必要なことと感じています。

大変なことはありますか?


やっぱりお金の問題ですね(苦笑)。
スポンサー集めが本当に大変で...。
サッカークラブのメイン収入って、チケット収入、グッズ収入、スポンサー収入の3本柱なんです。
でも、今のカテゴリーじゃチケットは収入にならない。なのでスポンサー頼みになっています。

それと、Jリーグを目指すって大きな目標を掲げているのに、毎年のように昇格出来ていないことがプレッシャーですね
『なんで勝てないのか』という声も聞こえてくるし...。でも、そこは逃げずに向き合わないと。

だから、勝つためにはもっと練習時間を増やしたり、良い環境を作り出す必要がある。
そのためにはまたお金が...。ってな具合で、悪循環に陥りそうになることもあります(苦笑)。

でも、逆に言えばここを乗り越えられれば、本当にJリーグも夢じゃない。
だからこそ、今は歯を食いしばってでも結果を出そうと、選手もスタッフも必死です。
応援してくれる人たちの期待に応えたいんです。

藤沢でサッカーチームを作る意味って?


実は、藤沢ってサッカーの街なんです!
昔、神奈川県サッカー協会が湘南高校にあったんですよ。
1990年くらいまであったらしいです。
そして今も神奈川県サッカー協会は湘南台にあるんです。

藤沢は昔からサッカーが盛んで、小・中・高校のチームも強いんです。
でも、不思議なことに社会人のチームがなかった。そこに大きなチャンスがあると思っています。

日本にはJリーグを目指すチームがたくさんあるんですが、本当にサッカーが盛んな町でやってるところって少ないんです。
その点、藤沢はポテンシャルがあります。サッカーの土台があって、スタジアムの候補地もある。
これって、すごく珍しいことなんです。

将来の夢は?


藤沢にサッカースタジアムを作りたいですね。
毎週試合が満員になって、街中でクラブのエンブレムを付けた人をよく見かけるような。
『藤沢ってサッカーが盛んだから引っ越したい!』って人が増えたら最高です。

最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします!


まずは『エブリサ藤沢ユナイテッド』って名前を覚えて欲しいです!
たまにニュースにも出るので、見かけたら『おっ!』って思い出してくれたら嬉しいです。

それと、私たちの活動に興味を持ってくれたら嬉しいです。
例えば、ポスターを貼らせてくれるお店があったら声をかけてください。
あとは、試合観戦に来てくれるだけでも大きな支援になります。
9月から10月にかけて重要な試合が続くので、ぜひ応援に来て欲しいです!

インタビューを終えて


実は自分自身も学生時代、藤沢でずっとサッカーをやってきたんですが、藤沢にJリーグを目指しているチームがあることは最近まで知りませんでした。
今回のインタビューを通じて、地元のサッカーシーンの新たな一面を発見できた気がします。

特に印象的だったのは、藤沢の歴史とサッカーを結びつけた櫻井さんの視点です。
湘南高校や神奈川県サッカー協会の話など、知らなかったエピソードの数々に、改めて藤沢とサッカーの深い繋がりを感じました。
この歴史的背景が、エブリサ藤沢ユナイテッドの強みになっていくのではないでしょうか。

藤沢に住んでる人も、そうじゃない人も、これからエブリサ藤沢ユナイテッドの活躍から目が離せなくなりそうです。
地域に根ざしたサッカークラブの成長は、きっと藤沢の街全体の活性化にもつながっていくはずです。
「藤沢からJリーガーを」。この夢の実現に向けて、私たちも一緒に応援していきましょう。
エブリサ藤沢ユナイテッド、そして藤沢の未来が本当に楽しみです!

この記事を書いた人
いいね!を送る
見やすさ・読みやすさを重視して
地域に関係のない広告を表示していません。
Locomoのインタビュー記事や
動画が「いいね!」と思ったら、
ぜひお気持ちいただけると
嬉しいです(100円〜)。

地域の方々の「想い」や「ストーリー」
を発信する活動をしています。
これまでの総応援人数: 171
目指せ総応援人数1000人!
地域みんながライター!
あなたの好きなお店、人をインタビューして
記事にしてみませんか?