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2024年11月26日(火)

この湘南生活に染まり続けたい(鵠MAI)

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私たちが暮らす湘南地域の魅力を<写真>を通して表現する宮下マリナさん。
その写真は「そう、これが住んでいて味わえる景色であり、雰囲気であり、日常なのだ」と、見る人を納得させるセンスがある。
子供をモチーフに描く湘南の世界とは。

――フォトグラファー歴は長いのですか


いえ、本格的に始めてからまだ2年です。この鵠沼に住むようになったのも3年前。
それまでは実家のある埼玉県越谷市で生活していました。その頃は写真を撮ることはしていなかったですね。まさに、この地に来てから始めたのです。

――どのようなきっかけがあったのでしょう。


転居してきたある日、鵠沼海岸を家族4人で散歩していたら、フォトグラファーの方に出会いました。
その方に家族の写真を撮ってもらい、カメラのことなどをお聞きしました。
面白そうだなと感じて、絞りとかレンズとか、アングルといったことも教えてもらっているうちに「私も撮ってみたい」と前のめりになって。カメラを購入して撮り始めました。

――カメラを手にして2年とは驚きです。どのような生活を送ってこられたのでしょう。


振り返ると「表現」することが好きだったとは思います。
越谷で生まれ育ち、幼い頃から絵を描くことが好きでした。
スポーツも好きで、中学ではソフトボール、高校では陸上部のマネジャーから転進して、やり投げ競技の選手でした。
造形も好きだったので、幼稚園教諭を目指したこともありましたが、アルバイトでファッションの世界を見て、その仕事に就いたこともあります。
自らの進む道を模索する日々が続きました。
そうこうするうちに縁あって家庭を持つことになり、ほどなく子供が生まれました。
実家の近くで生活していましたが、2人目の子が生まれ、今後の暮らしや子育てを考えて、この鵠沼に越してきたんです。


――子供をモチーフにした作品が多いですね。


うちの2人の子をモデルにして撮っています。一緒に散歩している際に、良い場面だなあと感じてシャッターを押したり、景色の中に溶け込むように見える場面を撮影したり。
子供を撮ることで「生活」が描ける気がします。自然体の日常ですね。<湘南生活>です。

――日常の中に撮影がある、ということですね。


はい。毎日カメラを持って、自転車であちこち出かけています。
江の島や辻堂、鎌倉と走り回っているんです。
車でなく、自転車だと動きやすいし、景色も良くみることが出来る。

最近、私の写真を観て下さった方から、ホームページの写真依頼や湘南らしいイメージ写真を注文頂くのですが、とても嬉しく有り難いことです。

いまは、インスタグラムに写真を上げていて、それを観てくださる方も多いです。
今後、自らのホームページを作ろうと計画しています。

――今後の目標はありますか。


これまで撮りためた写真で個展を開いてみたいと思っています。
いつになるか、分かりませんが、写真展が開けたら素敵だなあと。
湘南は素敵な場所。この湘南の生活に染まり続けたいと感じているのです。


▪️宮下さんのインスタグラムアカウント

この記事を書いた人
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    澤 圭一郎(毎日新聞)

    1964年生まれ。鵠沼の生まれ育ちでいまも居住。
    89年、毎日新聞入社。
    社会部記者として東京都庁や文部科学省、国会を担当。
    アテネ五輪特派員、ペルー大使公邸人質事件などの海外取材も。
    社説を担当する論説委員を経て、現在編集委員

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